放射性標識化合物のほかに安定同位体標識化合物、代謝物標品などの非標識体の合成および精製も承っております。合成の経験豊富な弊社のケミストが責任をもって海外二次委託先との調整を行い、円滑な合成実施をサポートします。また、標識化合物の精製については国内自社施設において実施しております。
¹⁴C標識体合成はCurachem社(韓国)と提携しております。2009年の創立以来、ネモト・サイエンスはCurachem社と共に数百を超える標識体合成のプロジェクトを手掛けております。日本との時差が無く、迅速な対応が可能です。
また、Curachem社以外を2次委託先とした合成も実施可能です。
合成した標識体は弊社にて信頼性基準下での純度測定を行い、御納品することも可能です。
国内自社施設において弊社のケミストが³Hおよび¹⁴C標識化合物の精製を行います。
標識体を合成するよりも費用を抑えることが可能となります。
また、安定性の低い標識体でも動態試験の実施時期に合わせ精製を行うことが可能です。
不純物の程度によりシリカゲルカラムクロマトグラフィー、分取TLC、分取HPLC、再結晶等により精製いたします。
精製した標識体は弊社にて信頼性基準下での純度測定を行い、御指定の国内施設、または国外施設に御納品することも可能です。
硫酸抱合体、グルクロン酸抱合体など各種代謝物標品を合成いたします。
Bolton-Hunter法、クロラミンT法、ヨードゲン法などによりペプチド、タンパク質などの¹²⁵I標識を実施いたします。
構造は既知であるが合成法が不明な化合物、文献に記載されているが市販されていない化合物等も合成方法を調査し、お見積もりいたします。
信頼性基準:医薬品医療機器等法施行規則(昭和36年2月1日厚生省令第1号) 第43条「申請資料の信頼性の基準」